ture end~メインストーリー~
過去
幼少期、運動神経はよかったが要領の悪かった幼少期のファイブは何かと両親の手を煩わせて
そのたびにヒステリックな母に暴力を振るわれ、母にやつあたりされる父からも暴力を受け
繰り返し日常的に行われる行為のなか、いつからかファイブだけ両親に無視されるようになる。
自分は両親から愛されていないと感じながらも、殴られるよりはいいかと自分を納得させるファイブ。
ある日、自分が暴力を受けなくなった日から、暴力が弟のフォウに向いていることをしり、
フォウに限っては父に性的な事もされていると知り
なんで俺に言わなかったのかとフォウを怒るが、「ファイブがひどい事をされないならそれでいい」と言うフォウ
それからも日常を繰り返す二人が両親不在の時に見たテレビがヒーローアニメ。
虐げられてる人たちをどんどん助けていく内容
自分の子供に暴力を振るう親から子供が助けられるシーンも映っていた
ヒーローアニメゆえに、虐げる側は怪物の姿で描写され、ヒーローに倒される
そんなシーンを二人で見ていると、ファイブが
俺もヒーローになると言う
その時アニメに出てきたヒーローの一人が不器用だが必ず正義を執行するファイブ、
他メンバーで寡黙だが容量の良いフォウ、それぞれを自分達の名前にしようと決めた。
楽しそうにしているファイブを見ながら眠たくなったフォウはソファでうたた寝する
寝ていたフォウが騒音に意識をつられ起きると、リビングに血まみれのファイブと倒れている母
動揺を隠しながら近づくと、まだわずかに息のある父親を殺し、二人でヒーローになろうと言うファイブ
両親に対する愛とファイブへの愛を一瞬天秤にかけるが、ファイブへの気持ちが勝り、
その場で父親に包丁でトドメをさす
日常が崩れたその時から、犯罪者を殺して生活する日々を始める
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現在
何年もそんな日々を続け数年前に成人した双子。
ある日犯罪者を殺しているところを元警察官の男に目撃されてしまう。
通報されず、「まだ若いのだから」危険なことはやめるように静かに忠告される。
その後も何故か現場で遭遇することが多く、そのたびに悲しそうな目を向けてくる男
忠告は始めてあったとき以降も、時折思い出したように言ってくるようになった。
通報することもせず、殺されていく犯罪者ではなく自分達のことを心配してくる
男のことを二人ともすきになっていく。
フォウはファイブの手前、男を好きだという態度は出さず、二人きりになった時だけ
ファイブと話しているときと同じような態度や表情を取るように。
そんなことを知らないファイブは、自分がいるときの二人しか知らないため、フォウは
男のことを好きではないと思い込み、自分もそういう態度を取らなければフォウに嫌われてしまうと思い、男のことを邪険に扱う
しかし、男に対して優しい表情をしながら話している姿を目撃してしまった時、
フォウに裏切られた気持ちになり、男が去った後、フォウが家に帰ってきた時
絞め殺してしまう。
衝動的に、実の弟であり最愛の人でもあるフォウを殺してしまった事実にパニックを起こして
いると、フォウの携帯に知らない名前から電話がかかってくる。
電話に出ると何度も聞いたことがある声、ファイブはまだ名前も知らなかった男の声だった
なぜフォウの携帯番号をしっているのか、なぜ名前が登録されているのか
色んな考えがファイブの頭によぎるが
口から出たのは助けを求める言葉だった。
事情も聞かず、「すぐに行く」という言葉と同時に切れた電話。
しばらくすると住所を教えた記憶もなく、鍵を渡したことすらないのに、
部屋に入ってきた男。
死んでいるフォウと泣き崩れうずくまっているファイブをみて、何もいわず悲しそうな顔をしている。
ファイブをなんとか落ちつかせ、二人でフォウのことを庭裏の山に埋め隠蔽工作をした。
その後、情緒不安定で弱弱しくなってしまったファイブの事を気にかけた男は、
自分の家にファイブを住まわせることにする。
その際、男はフォウと体の関係を持っていたこと、フォウとファイブは兄弟でありながら体の関係を持っていたのを知っていること、
フォウは自身と体の関係を持ったからといってファイブのことが嫌いになったわけでなく、どうしようもなく愛している人が二人に増えたと言っていた、そして自分もまったく同じ気持ちでファイブのことも愛していると話した。
それを聞いたファイブはそこで初めて素直になり、自分も男のことを好きでフォウのことも同じように好きだったと話し、男と肉体関係を持つ
男と日々をすごし、その中で何度も体を繋げることがあったが、
犯罪者ではないのにフォウを殺したこと、そしてすれ違いや勘違いで最愛の人を殺した罪に
苛まれ、フォウと二人で暮らしていた家の裏山にある崖から投身自殺してしまう
居なくなったファイブを探し、男はいろんなところを必死でまわるが、
どこにも見つからない。
崖下は岩肌に激しく波がうちつけていて遺体があがってくることもないため
誰かが発見することもない
何日も探し続ける男だったが、路地裏に住む少年によって前を向いて生きることを決める
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目を覚ましたファイブは、ぼんやりとベランダの方をみる
そこには自分が殺してしまったフォウが、
優しく微笑んで歩み寄ってくる
たまらなくなったファイブは自分から走りよりきつく抱きしめ、涙を流した。
□ということで、ture endのメインストーリーでした。
ちなみに最後の方で元警察官の男が、
ファイブを探すのを諦め前に進むきっかけをつくったのは
レイのことです。
サブストーリーはレイと元警察官の話になります。
でもそっちはそんな大きな物語感はないし、ほんとにただ男がレイとすごしていく話です
レイの知能も少しづつ戻る物語ですかね。
バーのマスターもたぶんサブのがよく出ると思います
ただ自分困ることがあって小説も漫画も描けないんですよね。
まあ...われながら糞だなって思いますが、設定だけでも萌えれるって人いたら是非
優しくしてやってください(死